こどもたちはそのままでよかったのです。


名前  牧村ちひろ  (Age 40代)

家族  夫、こども3人(8歳、6歳、1歳)

教室名  大阪上本町ホームクラス


ー講師になる前なにしてましたか?

 また現在のほかにしている仕事あれば教えてください。

 

 緩和ケア医



ー講師に なろうとおもったきっかけを教えてください。


こども色彩教室のパンフレットを見て、普通のお絵描き教室とは違い

色を使って創造力・分析力・プレゼン力を鍛え個性を伸ばす

というところに魅かれ、どんな感じだろうと上の子供2人とまず

体験を受けてみました。

そして、その教室の内容および子供たちの様子に感動。

子供たちは本当に楽しそうにワークに取り組んでいて。

受講している子供たちはみな教室が大好きなのが伝わりました。

その時は家族の色を作るワークだったのですが、

色に言葉を添えて表現することにより子供たちがどんな風に感じ

考えているのかを知れて、見ている私もとっても嬉しい気持ちになりました。

ぜひ自分の子供たちにも受講させたいと思いましたが、

その教室に継続的にスケジュールを合わせることが困難だったため

自分が講師になれば子供たちに受講させられると考え講師になりました。



ーこども色彩講師になって良かったこと、自分がこどもが変わったなって思うことなど教えてください。


まず、こども色彩講師になる為に受けた

色彩知育ファシリテーター養成講座および

こども色彩知育インストラクター認定講座がすばらしかったです。

講師になるためなので早く終了したいはずが、終わってしまうのが惜しく

もっと続けたいと思ったほど。

メンバーに恵まれたのもありますが、「色彩知育法」の3つのメソッドを

感動や体験を共有しつつ深く学べる講座になっていたからだと思います。


そして、こども色彩講師になってよかったことは、

子供たちの能力の高さに気づけたこと。

それにより私自身が安心して楽しんで育児を出来るようになったことです。

私はそれまで仕事が多忙で子供たちと関わる時間があまりありませんでした。

仕事で緩和医療や心身医学を学ぶ中で、幼少期の親との関わりが

その子供の一生にどれだけ大きな影響があるかを知っているのに、

自分自身は仕事に追われ十分に子供たちに関われていない。

そんな中で子供たちはどんどん成長していく。

それは私にとって恐怖に近いものでした。


「短時間でも深く子供たちと関われる。」

「子供たちに愛情を伝えるのは時間ではない。」周囲からそのように

言われましたが、自分が十分にそれを出来ているとは思えない。

育児本もいろいろと読みました。

「そのままの子供を認めるのが大切」「感情をともなう体験を共有して」

それは大切と思うのですが、仕事に追われる中で

なかなか十分に思うような子供との関わりが出来ない。

そのストレスも合わさり、その苛立ちはついつい

近くにいる子供たちにぶつけてしまうこととなり、後から自己嫌悪となる悪循環。

子供たちの能力についても、出来ていないことばかりが目につき、

この変わりゆく社会で自分の子供には一体どんな教育を受けさせたらよいのか、

様々な情報を見聞きするにつけ迷うばかりでした。


そんな中で、この色彩知育教室に出会いました。

それが、協会のメソッドの1つ、「かしこ式言葉がけ法」で

簡単な言葉がけをすると、こどもが生き生きと話をしてくれる。

こどもたちが何を見て何を感じどう考えているか、本当によくわかるようになりました。


言葉がけというと簡単なように聞こえますが、

それは私が求めていた子供への接し方そのものでした。

評価するのではなくそのままの子供を認められ、

それにより感情をともなう体験が共有でき、子供たちの基本的自尊感情を育てられる。

子供は安心して自分のことを表現でき、そして、親のもつ愛情が伝わりやすい。

それが無理に褒める声かけではなく、日常でとっても簡単にできるのです。

何とすばらしい方法があったのかと。


さらに教室では子供たちの能力の高さを毎回見せつけられて。

毎回の教室では色彩理論や心理なども学びつつ、

ワークやプレゼンでアウトプットするのですが、単純に見えた作品に

子供たちがどれだけ考え試行錯誤し様々な思いをもって表現していたかが見えるのです。

それも、大人でも十分にやりがいあるような高度な学びと表現を、

子供ならではの柔軟さと発想力でこどもなりに理解し、

正解を示さないがゆえに想像以上の作品を創り出してくる。

もうそこには感動しかありません。


子供たちはこれほどの能力を持っているのに、自分は何を心配することがあるのか。

全てを私が与えずとも、子供たちは自ら自分の道を切り開く力を持っている。

信じて、見守ったらいい。本当に心からそう思えるようになってきました。

こどもたちはそのままでよかったのです。


簡単な言葉がけとワークを通して、私がこどもたちの能力に気づくことが出来た。

もうそこには以前のような育児に対する不安や恐怖はなく、

こどもたちへの信頼と安心、成長への喜び、日々の楽しみの感情が

自然と湧いてくるようになりました。

そうすると、こどもたちへこうしなさいと指示し出来なくて怒る悪循環も減り、

こどもたちの感情や行動を認めることで

子どもたち自身が自分で次のステップへ進んでいく。

そんな嬉しい場面が少しずつですが生じるようになってきたと思います。


また、私は自分の子供たちのみにホームクラスを開講していて

他のお子さんに定期的に教室を開講はしていませんが、

講師になりイベントや教室の体験などで他のお子さんに関わることもあり、

それも自分にとって非常に大きな経験になっていると感じます。


いろんなお子さんがいて、その中で比較競争し合い誰かのみがよいのではなく、

それぞれがその個性や能力を発揮して様々なものを生み出す。

こんな社会に子供たちがいれたらみんなが幸せだと思えるような場を見せてもらえる。

自分はそのままでよい、そして、そのままのお互いを尊重し合う、

それを自然とこどもたちが学べる。

そんな素晴らしい場が子供たちに提供できることは本当にありがたいなと思います。


さらに、講師になれば、こども色彩教室で行っていることの良さや、

子供との関わり方で大切なことを、さまざまな脳科学的な理論をもとに

教わる機会がたくさんあります。

それも、教室を開講したり、日々こどもに関わる際の自信につながっていると思います。


定期的なオンライン上での講師の勉強会もあります。

こどもたちの為に何ができるか、講師のみなのその思いは共通であり

情熱に満ちていて、様々な分野で活躍される講師たちのお話は

いつも素敵で気づきと感動に満ちています。

ぜひ自分もこうしたい、様々な思いや夢も広がります。



ーこども色彩の講師に興味持ってくださってる方へ一言お願いします


親が育児を楽しみ、子供たちが愛情をたくさん感じる幸せな子供時代を過ごせたら、

どんなに素晴らしい世界が広がっていくだろうかと思います。

こども色彩講師になってくださり、

この感動を共有し広める仲間が増えれば本当に嬉しいです。参加をお待ちしています!



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